試滴

─故郷について(1/1)
あの秩序に帰省しよう。ひとしきり懐かしんだら、一緒に家に帰ろう。

インディー『寧』の会による報告

─その一歩について(11/30)
謳う防護服を脱ぎ捨てるキミの船出に汽笛は歌う。
己に広がる誤解という大海へいざ。

─その不安について(10/31)
居場所とは、「キミに影響したい」という欲のひとつ。

─真っ当について(9/30)
しがらみを通貨にして
広がる世界、狭くなる空、
深くなる冥、浅ましい愛、
厚くなる面、薄まる影。
花の羅針盤は、路地の光に向く。

─自立とは(7.25)
責める癖から手を離すこと。
─自律とは(7.25)
誰にも脅やかされない心
誰の心も脅かさないこと

─幻想について(7.20)
「パラレルは夢物語」と、
横から見た直列の影絵に耽る。

─分担について
王冠を賢者に預けた。賢しら者は笑った。
お似合いですと首輪を戴いた。賢者は鎖の先を指差した。

─住所について
帰属は誤配、安寧は気配

─手向けについて
『来たるべき過去』の川辺から、最後の火を灯籠に渡す
流されていた私達よ、達者でな 私はもう、ここにいるから

─折り紙について
クシャクシャになっちゃった でも私達、折り紙じゃないんだって

─人魚について
海に身を投げ、雨となって世界ごと愛そうとした存在がいるんだって

─月について
一定の距離に居て、光が無くても在る、そんな姿に理想を重ねてしまった

─ペンデュラムについて
今は遠いけど、必ずキミを指すから。そのまま飛び出すから、待ち合わせしようね、だって

─メーターについて
流れる景色に沿ってペダルを踏むと取り締まられる「きょうしん」の数値。

─ならびについて
「花なら美」と、口元に咲いた花を卑下するキミを見て、この胸の炎を世界中の茨に移そうと思った

─不安について
「このまま行けばいいんだね?もう何も見えなくて、私には貴方だけ」お気をつけください
縞模様の瞳が、貴方を偽の明るさに誘導します

─信号について
歩いていいとも、止まれとも言ってない 鳴れと告げる声が聴こえて点滅するRECkless

─迷路について
おそるおそる壁のドアノブに手をかけたら握り返された「ようこそ」って

─バイキングについて
その「ひとすくい」のために、すくえなかった他がある?
問題ございません、「それでいい」という甘味もご用意しております


triptones

1.Picell Plankton “default C”
nanoloopのデフォルト画面を4×4のキャンバスに見立てて打ったもの。
音楽としての狙いは微塵もないのに、それでもらしく躍動するちいさな命を見た。


triPton(トリプトン)について

スエカワ(suekawa_u)による個人サイトです。
現在は、思考の試滴を目的としています。
在ることを記したいなと思ったので、 培養培地のフタをあけました。

フタを開けた日:2025.06.08

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